ユーザパラメータ登録ダイアログ

ユーザパラメータを登録するためのダイアログです。SINETStream設定ファイルに対してユーザに紐づいた埋め込みを行うパラメータを登録します。

ユーザパラメータ登録ダイアログ1

ダイアログに表示されている各項目についての説明を下表に示します。

項目名 必須 説明
ユーザ名 〇 対象となるユーザ名を選択します。ここで選択したユーザと設定ファイルを要求したユーザが一致した場合のみ設定ファイルへの埋め込みが行われます。
設定値 〇(*1) パラメータとして設定ファイルに埋め込む値を入力します。
設定値のファイル 〇(*2) パラメータとして設定ファイルに埋め込む値をファイルで指定します。ファイル選択のダイアログが表示されるのでファイルを指定してください。
設定値をファイルとしてアップロードする   設定値を直接入力するかファイルの選択を行うかを指定します。このスイッチがオフの場合は設定値を直接入力します。オンの場合はファイル選択で指定することになります。
秘匿情報   秘匿情報フラグを指定します。フラグをオンに設定すると、登録された値をコンフィグサーバから取得する場合に暗号化されます。
埋め込み先 〇 ユーザパラメータをSINETStreamの設定ファイルに埋め込む先を指定します。
コメント   ユーザパラメータに対するコメントを入力してください。任意の内容を入力できます。
設定ファイルの適用対象   有効フラグを指定します。オンに設定されている場合、このユーザパラメータをSINETStream設定ファイルの埋め込み対象とします。

(*1) 「設定値をファイルとしてアップロードする」のスイッチがオフの場合

(*2) 「設定値をファイルとしてアップロードする」のスイッチがオンの場合

埋め込み先の指定について

埋め込み先として指定する文字列の例を次表に示します。パラメータの詳細についてはSINETStreamのドキュメントを参照してください。

埋め込み先の指定 説明
*.tls.certfile_data クライアント証明書
*.tls.keyfile_data クライアント証明書秘密鍵
*.tls.keyfilePassword クライアント証明書秘密鍵のパスフレーズ
*.tls.keyStore_data キーストア
*.tls.keyStorePassword キーストアのパスフレーズ
*.sasl_plain_username ブローカーの認証ユーザ(Kafka)
*.sasl_plain_password ブローカーの認証パスワード(Kafka)
*.ssl_certfile_data クライアント証明書(Kafka)
*.ssl_keyfile_data クライアント証明書秘密鍵(Kafka)
*.ssl_keystore_location_data キーストア(Kafka)
*.ssl_keystore_password キーストアのパスフレーズ(Kafka)
*.username_pw_set.username ブローカーの認証ユーザ(MQTT)
*.username_pw_set.password ブローカーの認証パスワード(MQTT)
*.tls_set.certfile_data クライアント証明書(MQTT)
*.tls_set.keyfile_data クライアント証明書秘密鍵(MQTT)
*.tls_set.keyfilePassword クライアント証明書秘密鍵のパスフレーズ(MQTT)
*.tls_set.keyStore_data キーストア(MQTT)
*.tls_set.keyStorePassword キーストアのパスフレーズ(MQTT)

特定のサービスのみに対して埋め込みを行う場合は*の代わりにサービス名を指定してください。

携帯端末での表示

携帯端末などの表示幅が狭い端末で登録ダイアログを表示した場合、下図のような全画面表示のダイアログとなります。

ユーザパラメータダイアログ-携帯端末

全画面ダイアログ表示では、登録ボタンが右上に、キャンセルボタンが左上に表示されます。